株式会社アトックス
川島 尚哉

ESCA川島 尚哉

福島への興味が背中を押した

大学では機械工学を学び、加速器を使った実験なども行なっていましたが、初めに勤めた会社はWEB系のサービスを行う企業で、現在とは全く異なる領域でした。
アトックスに転職したきっかけは、東日本大震災で被害に遭った福島第一原子力発電所(1F)に対する興味でした。興味と言うと誤解を招くかもしれませんが、あの中が一体どうなってしまったのかという知的好奇心と、その混沌とした状況で自分の力を役立てられないかという思いが、アトックスの仕事へと私を導きました。
入社後に配属された福島復興支社では、すべての作業員が 「この状況を何とかしなければ」 という信念のもとで試行錯誤しながら一丸となって作業を進める中、現場に入って調査や除染作業などを行いました。私は3年間在籍しましたが、本当に貴重な経験をさせていただきました。

コミュニケーションの大切さを学ぶ

川島 尚哉さんインタビュー

その後は、 1Fの放射性廃棄物や燃料デブリの性状を把握するための分析や研究を行う大熊分析・研究センターの設立に関わる業務に従事しました。どこから手をつければ良いか分からないほど大きなプロジェクトでしたが、メンバーが同じゴールに向かって意思統一を図りながら一歩一歩計画を進めていき、最後に据え付けまで完了した際には、ホッとすると同時に、ダイナミックなプロジェクトに携わることの面白さを知ることができ、大きな達成感を覚えました。と同時に、業務を遂行する上でコミュニケーションが非常に大切であることも、ここで学びました。
現在はエンジニアリングサービスをワンストップで提供するESCAというチームで、設計から納入に至る一連のサービスの企画・運営に携わっています。

個人を尊重し、社員同士がフォローし合う

アトックスという会社は、本当に人を大事にします。一人一人の社員を尊重してくれます。仕事面でもプライベートな面でも、困っている時でも疲れている時でも、誰かがどこからか手を差し伸べて助けてくれる。そんな、社員同士がチームの一員としてフォローし合うことができる会社です。人の力が弱くなったら現場の安全は守れない、という考え方が浸透している企業なのだと思います。
個人プレーではなくチームプレーを重視して、プライベートも充実した働き方をしたいと思っている方は、ぜひアトックスで働くことを考えてみてください。

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