「次世代の頭部専用PET装置」の開発がAMED事業に採択されました
株式会社アトックスは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）より公募されました令和5年度「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業（先進的医療機器・システム等開発プロジェクト）」の採択課題のうち「検査・診断の一層の早期化、簡易化、低侵襲化」の分野に、補助事業代表者（研究開発代表者：事業開発部長 山下大地）として次世代の頭部専用PET装置の開発を目指す「認知症・がんの早期診断を実現する世界最高分解能頭部PETの開発」のテーマで応募し、採択されました。
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の山谷泰賀先生を中心とする頭部専用PET装置「Vrain」の共同開発メンバーに、新たに国立研究開発法人国立がん研究センターと地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターから臨床分野のメンバーを迎え、開発から評価まで一貫できる体制を構築しました。
本事業ではさらなる高分解能化を目指すことで、認知症分野のみならず、脳腫瘍の検査においても活用できることを目指します。また、高分解能化に留まらず、体動補正の機能追加に加え、臥位型/座位型の両方に対応できる柔軟な装置機構も搭載させる予定です。
本事業でさらに医療事業を拡大していくとともに、68Ge/68Gaジェネレータや医療用FPDの販売などにも取り組んでまいります。
※AMEDは、医療分野の研究開発およびその環境整備の中核的な役割を担う機関として2015年4月に設立され、基礎から実用化までの一貫した医療研究開発の推進と、その成果の円滑な実用化を図るとともに、研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための様々な取組を行う国立研究開発法人です。