技術開発

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技術開発センター

アトックス技術開発の拠点技術開発センター

原子力発電所・原子力研究施設、原子燃料サイクル施設、RI施設等の安全・安定な運転、点検・補修、廃止措置などに関する技術開発並びに環境保全に関する測定、分析、評価などの業務を行っています。

施設紹介と提供サービス

敷地面積

約9,600 m2
(大型実験棟分 約3,400m2 を含む)

研究用建物

管理棟、大型実験棟、
各種試験棟(照射室など)
合計 7棟

主な研究施設

原子炉ウェル模擬施設
ガンマ線照射施設
放射性同位元素(非密封)使用施設
化学実験施設
分析・測定機器

  • 放射線・RI実験設備

    ガンマ線照射施設及び非密封RI使用施設等を利用して、新しい技術の開発やお客様のニーズに合わせた放射線環境下での試験研究を行っています。
    技術開発センターが保有しているガンマ線照射施設は、国内有数の放射線強度を備えていることから、照射利用が増大しています。福島第一原子力発電所事故に関連して、遮へい材への利用を目的とした遮へい性能試験や、除染で発生した土砂などの保管資材に使用されるプラスチック材料の耐放射線試験なども行われています。

    照射装置操作盤▲照射装置操作盤

    照射施設データ (平成24年12月)

    項目 仕様
    許可使用量 1.4271PBq
    線源(放射能) 60Co密封線源(約1.36PBq)
    線量率 10~104Gy/h
    照射スペース W8,000×L6,000×H5,000mm
    照射試験の状況▲照射試験の状況
  • 物性分析・化学分析・放射能測定

    高精度の物性分析・化学分析・放射能測定機器を用いて、材料の分析や作業環境測定など、各種の測定・分析・評価に関する業務を行っています。

    • ヨウ素除去用活性炭性能試験▲ヨウ素除去用活性炭性能試験
    • 走査電子顕微鏡(SEM)▲走査電子顕微鏡(SEM)
  • 実規模スケールでの検証・試験・訓練

    原子炉模擬ウェルに代表される、現場を模擬したモックアップ施設での開発機器・開発工法の試験運転等を行い、作業性や安全性の確認、運転訓練などにより、作業安全の向上に努めています。

    壁面除染装置の動作試験▲壁面除染装置の動作試験
  • 技術者の育成

    全社的な研修・訓練センターとして、社員の技術的力量の向上や技術の伝承を行うとともに、お客様のご要望に応じた研修などを実施いたします。

    • PT(浸透探傷検査)技能研修▲PT(浸透探傷検査)技能研修
    • 放射線測定器研修▲放射線測定器研修

福島復興及び事故対応に向けた取組み

福島第一原子力発電所の事故以降、福島復興を社の最優先課題と位置づけ、発電所内においては当初から汚染水処理装置の運転や放射線管理業務などに従事し、また周辺地域の除染活動についても、除染試験・実験の段階から精力的に参画してまいりました。

さらに、資源エネルギー庁のプロジェクト「総合的線量低減計画策定」及び「円筒容器内水位測定のための遠隔基盤技術の開発」に対して、技術開発センターを中心に本事業を推進しております。
今後も、様々な国家プロジェクトへの参画・連携と国内外の機関との技術協力を通じて、福島復興に向けた活動に取り組んでまいります。

  • 福島復興・再生に向けた研究・技術開発

    遠隔操作技術と除染・検査技術との融合

    除染技術に遠隔操作の要素を取り入れた遠隔操作型除染装置など、福島第一原子力発電所の事故収束及び原子力施設の廃止措置を見据えて、高線量環境下での作業性を考慮した除染・検査技術と遠隔操作技術の融合による、新しい機器開発に取り組んでいます。

    小型遠隔除染装置▲小型遠隔除染装置
  • 廃棄物処理技術の開発

    原子力施設の廃止措置の過程で発生する放射性廃棄物の処理方法や金属廃棄物の解体工法、減容工法の開発を行っています。
    東日本大震災後、当社は廃止措置事業に必要となる廃棄物処理技術や福島の環境修復に繋がる技術への取り組みを積極的に推し進めています。

    車載型廃水浄化装置▲車載型廃水浄化装置
  • 施設を活用したサービスの提供

    環境試料中の放射能測定

    福島第一原子力発電所事故後は、自治体、企業からの依頼で、水や土壌などの環境試料中、及び、農産物・食品・井戸水などの放射性物質の測定を継続して実施しています。

    ゲルマニウム測定装置による環境試料中の放射能測定▲ゲルマニウム測定装置による環境試料中の放射能測定