サービス案内

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環境測定

施設管理者には必要な作業環境測定を行う義務(労働安全衛生法第65条)があり、その際には作業環境測定士または作業環境測定機関への依頼が必要となります。
原子力発電所保守管理・放射性物質取扱関連業務に携わる株式会社アトックスでは、作業環境測定機関への登録、多数の作業環境測定士の存在により、皆様のご期待・ご要望にお応えすることができます。
なお当社は、アスベストの測定も行っております。詳細はお問い合わせください。

作業環境測定の実施例

作業環境測定について、実施例をもとに具体的にご説明いたします。

実施例 詳細

状況:大学の化学実験室Cにおいて、研究員4名が有機溶剤(メタノール)を使用した溶媒抽出実験。
実験中は、室内のドラフトチャンバー2台は常に運転している状態です。

実験開始時刻:10:30
実験終了時刻:16:00

実施例 詳細

作業環境測定士が行う測定手順
実際に作業環境測定士が行う手順に沿って、ご説明します。

(1)単位作業場所の範囲を設定

ドラフトチャンバーにより室内の換気が行われているため、科学実験室C内を単位作業場所と設定できます。

(2)A測定点の設定

単位作業場所(化学実験室C)内に、等間隔となる測定点を5カ所決定します。

(3)B測定点の設定

有機溶剤(メタノール)の発生源はドラフトチャンバーD内に限られているので、最大測定値はドラフトチャンバーD前と設定できます。

(4)A測定およびB測定の実施方法を設定

実際に有機溶剤を使う実験は13:00~16:00に実施します。よって測定のサンプリングは14:00から1時間以上かけて行うこととし、AおよびB測定のサンプリングもこの時間内での実施とします。

(5)サンプリング

活性炭管を使った固体捕集法により、試料を採取します。

(6)試科分析

固体捕集法により捕集した試料は、ガスクロマトグラフ分析法に基づいて分析します。

(7)測定値の算出

分析結果から、測定値(ppm)を算出します。

(8)評価

A測定値およびB測定値と管理濃度とを比較し、管理区分を決定します。

(9)作業環境測定結果報告書

(1)から(8)までの項目について、作業環境測定結果報告書に記載し、施設管理者に報告します。

サンプリング装置および分析機器を保有

アトックスは、お客様のあらゆるご要望にお応えするため、サンプリング装置および分析機器を自社で保有しております。

主要な分析機器
・ガスクロマトグラフ分析装置 ・エアサンプラー ・位相差顕微鏡
・Ge(Li)放射線分析装置 ・ICP発光分析装置  
・液体シンチレーションカウンター ・吸光度計  

多数の作業環境測定士を配置

全国のお客様からの幅広いご依頼に対応できるよう、アトックスでは多数の作業環境測定士を配置しております。

・作業環境測定士(第1種)
鉱物性粉じん 17名 特定化学物質 17名
放射性物質 66名 金属類 14名
有機溶剤 17名    
・作業環境測定士(第2種)
39名

(2012年4月度)

作業環境測定を行うべき場所と測定の種類など

作業環境測定を行うべき作業場 測定
作業の種類
(労働安全衛生法施行令21条)
関連規則 測定の種類 測定回数 記録の
保存年
1 土石、岩石、鉱物、金属または炭素の粉じんを著しく発散する屋内作業場 粉じん則26条 空気中の粉じんの濃度および粉じん中の遊離ケイ酸濃度 6月以内ごとに1回 7
2 暑熱、寒冷または多湿の屋内作業場 安衛則607条 気温、湿度およびふく射熱 半月以内ごとに1回 3
3 著しい騒音を発する屋内作業場 安衛則590・591条 等価騒音レベル 6月以内ごとに1回 3
4 坑内の作業場 イ 炭酸ガスが停滞する作業場 安衛則592条 炭酸ガス濃度 1月以内ごとに1回 3
ロ 28℃を超える、または超えるおそれのある作業場 安衛則612条

気温

半月以内ごとに1回 3
ハ 通気設備のある作業場 安衛則603条 通気量 半月以内ごとに1回 3
5 中央管理室方式の空気調和設備を設けている建築物の室で、事務用に供されるもの 事務所則7条 一酸化炭素および炭酸ガスの含有率、室温および外気温、相対湿度 2月以内ごとに1回 3
6 放射線業務を行う作業場 イ 放射線業務を行う管理区域 電離則54条 外部放射線による線量当量率 1月以内ごとに1回 5
ロ 放射性物質取扱作業室 電離則55条 空気中の放射性物質の濃度 1月以内ごとに1回 5
ハ 坑内の核原料物質の採取業務を行う作業場 電離則55条 空気中の放射性物質の濃度 1月以内ごとに1回 5
7 特定化学物質(第1類物質または第2類物質)を製造し、または取り扱う屋内作業場 特化則36条 第1類物質または第2類物質の空気中の濃度 6月以内ごとに1回 3
8 石綿等を取扱い、もしくは試験研究のため製造する屋内作業場 石綿則36条 石綿の空気中における濃度 6月以内ごとに1回 40
9 一定の鉛業務を行う屋内作業場 鉛則52条 空気中の鉛の濃度 1月以内ごとに1回 3
10 酸素欠乏場所において作業を行う場合の当該作業場 酸欠則3条 第1種類酸素欠乏危険作業に係る作業場にあっては、空気中の酸素の濃度 作業開始前ごと 3
第2種類酸素欠乏危険作業に係る作業場にあっては、空気中の酸素および硫化水素の濃度 作業開始前ごと 3
11 第1種有機溶剤または第2種有機溶剤を製造し、または取扱う業務を行う屋内作業場 有機則28条 当該有機溶剤の濃度 6月以内ごとに1回 3

作業環境測定士が行わなければならないものは、緑色となっているカ所です。
※ 特定のものは30年保存しております